お盆を終えて

今年は、お盆休みが10日(土)から18日(日)の9連休となった方も多かったのではないでしょうか。
残念ながら、連休前の8日に起きた宮崎県日南市の地震を受け、「南海トラフ地震臨時情報」が発表され、巨大地震に注意するよう呼びかけがあったことで、不安なスタートとなってしまいました。15日で1週間となり、呼びかけの期間は終わりましたが、16日からは台風の影響で新幹線が運休したりと落ち着かないお盆となりました。幸い大きな被害もなく、お盆明けの日を迎えることができました。

当事務所は、相続を専門とすることもあり、お盆前はとても忙しくなります。
親族で集まる機会に、書類などをできるだけお渡ししたいと思うので、例年バタバタと過ごしています。
また、お盆の間に親族で話し合いをされることが多く、お盆明けはたくさんのお問い合わせをいただきます。
信頼できる司法書士事務所として、ご相談いただけることを嬉しく思っています。

巨大地震に注意する呼びかけの期間は終わりましたが、国は南海トラフ巨大地震が起きる確率は、今後30年以内に70パーセントから80パーセントとしています。過度に恐れてしまうと、動けなくなってしまいますが、大規模地震はいつ起きてもおかしくないことを意識して、備えなければなりません。相続の備えも同様です。

相続は、どなたにも必ず発生します。ただし、備えの必要の度合いは、それぞれのご事情で異なります。

例えば、相続人が子一人の方が、自分が亡くなった後にその子に財産を残したいというのであれば、備えの必要性は低いでしょう。ただし、その子が相続手続きをできないような場合は、遺言を作成し執行者を選任しておく、その子に予め後見人を選任しておくなどの備えが必要でしょう。また、自分が亡くなった後の相続人の話し合いが難しそうな場合、相続人の中に行方不明者や認知症の人がいる場合は、備えの必要性は高くなるでしょう。

なお、自分が認知症になった場合に備えて、大切な人のために、これまで頑張ってきた自分のために備えておくことも安心に繋がるのではないでしょうか。自分が認知症になるかどうかはわかりません。しかし、統計では、2025年、65歳以上のおよそ5人に1人は認知症になると発表されています。5人に1人というと、大丈夫のような気もしますが、80歳以上となると、男性はおよそ3人に1人、女性は2人に1人、95歳以上となると、男性はおよそ2人に1人、女性は5人に4人と割合はかなり高くなりますので、やはり備えは必要でしょう。

当事務所は、遺言や任意後見人制度についてもご相談を承っています。ぜひお気軽にご相談ください。

2024.8.20 

司法書士 野本 伸子

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